2012年12月17日月曜日

迪化街で花布を買う。

台湾のお土産屋さんなどで、鮮やかな花柄の商品を見たことはありませんか?
この独特の花柄の生地は、客家花布(ハッカハナヌノ)と言って、台湾の地方発祥の昔ながらの布です。

鮮やかな花柄

客家人とは、漢民族から独立した民族。
そこで昔からお母さんの布と言われ、長い間愛されている布です。

私も以前からこの鮮やかな牡丹の花柄に惹かれていました。
最近では台湾のお土産屋さんでも、この柄を使用した商品を目にすることも多いです。

でも、既製品ではなくてたくさんの種類を見たい、買いたいと思って行ってきたのが台北市内にある迪化街です。
古い風情ある街並み



迪化街は乾物などの食品から、布製品まで扱う大きな問屋街です。
1Fは生鮮を扱っていて活気があります

そこにある建物の2、3階に布専門問屋があります。
「布は2階と3階ですよ~」って
初めての人はちょっと躊躇するかもしれませんが、うす暗い扉を開けて上へあがると、
所狭しと布が並ぶお店がいっぱいです。
花布くださいな。
お店では、ちょっとずついろんな花布を買いたい人には嬉しいことに、裁断して売っています。
私は沢山ほしかったので、頑張って交渉しました。

場内3Fには買った布を仕立ててくれるお店もあるそうなので、イメージが膨らんだらお願いしてみるのも良いですね。

独特の雰囲気
迪化街には台北駅からそんなに距離がないのに、ガラッと雰囲気が変わる古い町並みで買い物しながら歩くのにはとても楽しいです。

おや奥で何かやってる
賑やかな舞台に出会えました

私も買ってきた花布で、バッグを作ってみました。
温かい目で、遠目で見てください
ピンクの花布をメインに大小のバッグを作りました。
裏地をつけて生地に張りと強度を持たせ、口は巾着型に絞れる仕様にしました。

大は持ち手と口を紫の花布に。
小は青の花布にしました。

いかがでしょう?
縫い目がひどいので、花布使用イメージということでどうぞご勘弁を。


古い問屋街の街並みを見に行くだけでも、楽しめます。
ぜひ迪化街へ行ってみてはいかがですか?

<迪化街>
台北市永康街47巷27號
MRT中正紀念堂駅から徒歩約25分
※私はタクシーで行くことが多いです。

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