そんな台北松山空港(松山機場)で大変助けられた話です。
日本への帰国の日、最後の駆け込み小龍包も済ませあとは搭乗手続きのみとなった時のこと。
夫「財布が!!無い!!!」
えー!!
もう間もなく搭乗時刻となるのに、しばし空港で台北との別れを味わおうというこの時に何事?!
とにかくリュックやスーツケースをひっくり返し、空港内の歩いたところを何度も探し回ったのですが、見つからず。
分かりやすく利用を案内するロッカー |
夫は顔面蒼白・・・。財布は日本で使用しているままの状態でしたので、運転免許所、クレジットカード、保険証などなどが入っているのです。
とにかくギリギリまで探そうと、気力、知力を総動員させます。
とりあえず、空港の案内所へ行きました。
私「He lost his wallet! Do you received anything?」
係の方が色々調べてくれたのですが、無いとのこと。
「無いって・・・」と二人で話していると、係の方の一人が「日本人ですか?」と。
これはラッキーと思い、経緯を日本語で説明したのですがやはりダメでした。
諦めて、カウンターを離れようとしたとき
「そうだ! 最後に行ったお店にあるかも知れないから、この日本語のできる方にお願いしてお店に確認してもらおう!」と思いつきました。
※今思えは、空港とは関係のないお願い事。それにも拘わらず気持ちよく対応してくれた係の方に感謝、感謝です。
ですが、お店にも無いとのことでした。
空港で落としたにしても、ここは国際空港。
色々な国のいろいろな方が行き交います。
もう諦めて搭乗口に向かおうとしたその時・・・・・
空港内アナウンスで聞き覚えのある名前が呼ばれたのです!!
夫は半分泣き顔で窓口に走りました。
そして、無事に財布とご対面となりました。
空港内の警察の方に色々確認され、免許証と当人の顔も一致したので返していただけたそうです。
これで、無事に搭乗時間にも間に合いホッと胸をなでおろし、台北の地を後にすることができました。
日本でも財布を落としたら、帰ってくるか、中身は無事か定かではないのに、何万人も利用する国際空港で無事に財布が戻ってきたのは本当にラッキーでした。
どの国の、どなたかが届けてくれたのかは分かりませんが、ありがとうございました。
また、慌てる私たちに笑顔で冷静に、温かく応対してくれた松山空港の案内係の方々にも改めてお礼を申し上げます。
娘はその間おやつタイムを堪能していました。 |
空港ロビーなどでもらえるパンフレット |
旅行中に予定変更になった時や、ちょっと時間が空いた時の情報源として有効です。
私は急に思い立って行こうとした、猫空ロープウェーの運行時間や定休日を確認できて助かりました。